19歳のとき

2005年1月17日
あの時まだ私は大学生だった。
揺れる直前の5:45ぐらいになんか気分がすぐれなくて目がさめた。
その日英語のリスニングのテストだから気持ちが苛立っているせいかも、また眠ろうと思った。
そのとき背中から衝撃が走り激しく揺れ出した。
すぐ地震と悟り、「起きなきゃ死んでしまうよ」と同室の寝たままの姉に向かい布団で自分の身をガードしながら叫んでいた。
母と父の部屋からも母の叫び声が。
幸い山手にもかかわらず自宅は被害がなかった。
道路が割れ、ガス臭いにおいが外を覗くとした。
数日後、同級生2人が同じアパートから下敷きで亡くなった話を聞いた。そのうち一人が学籍番号が1つ後ろの子だった。
あれから十年。
私は彼女達の分まで精一杯生きているだろうか?
彼女達が描いた将来が閉ざされた分他の人が懸命に何事にも努力する。
これが供養になるのではと感じている。
改めて自分自身を見つめ治したい。

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